1111人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
ルイくんの腕が私の肩を支える。
貪欲に求めて、また、離れて。
何度も繰り返されるキス。
このまま、ここで、溶けてしまいそうなほど、
甘くて、熱い・・。
少しだけ距離が開いて、私は目を開けると、
目の前に、また切なそうに細められたルイくんの目が
何かを言いたそうに、私の様子を伺ってる。
体中が熱を持ってて、心臓がバクバク動いて・・。
余裕なんて全然ないのに、つい大人ぶってしまう。
「・・・履歴書出すなら。
付き合ってもいいわ。
こないだ言っていたご飯」
真っ直ぐなルイくんの言葉に、
まっすぐ答えることができない・・。
最初のコメントを投稿しよう!