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週が明けたら、
ちゃんと部長と話し合おうと思っていた。
私の誕生日だから?
出張から帰った足で、
そのままここに・・?
もし私が、
家に一人で居たんだったら、こんな日は、誰かにそばにいて欲しくて、
断りきれず、家に上げていたかもしれない・・。
だけど・・。
「美波・・。それでいいの?」
部長の声に、ハッっとして、部長と目を合わせた。
『美波』・・。
この期に及んで、私を名前で呼ぶなんて・・。
それは、そういう関係だってバラしているのと一緒だ。
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