真実 (後藤 類 side) (3 )

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この先、どうなっていくかなんて わからねぇけど・・。 知らないままよりは、ずっといい・・。 とりあえず、 今は莉子さんと話がしたい・・。 「じゃ」 俺は、ミナミに声をかけると、 再び莉子さんのアパートに向けて、歩きはじめた。 莉子さんのアパートまではここから歩いて10分もかからない。 毎日のように通った道は、まだしっかり、記憶している。 はやる気持ちを抑えながら、アパートの前についたとき。 ここまできたのに、足が止まる。 実際、何て言えばいいんだ・・。 また拒絶されたら・・? すげぇ。 怖い・・。
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