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「あー!!キミ! えーっと。ルイくん、だっけ・・? じゃあ。 貴方は、桜井の友達の・・」 「・・・・?」 すっごく人の良さそうな雰囲気を持った男性。 美波の同僚かな・・。 どこかで会ったことあったかな? 思い出すことはできなかったけど・・。 「はい。 美波の学生時代の友人の、後藤です」 ニコリと笑いながら、挨拶する。 「そっか。 あの後、うまくいったんだったよな。 懐かしいな・・。 俺、桜井の同期の中嶋です」 目を細めながら笑顔を浮かべ、 ペコリとお辞儀をする。 中嶋さんの左手の薬指にも、 ピカピカと光る指輪が輝いていた。
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