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「バァカつぐみ。お前に鷹臣が襲えるか。逆に犯られるわ」
「それでもいい」
「うん。つぐみちゃん、よく考えようか。ひばりがいるところで襲えないから、俺」
「……」
じゃあ、2人きりなら襲うのか。
鷹臣の言葉に引っかかるところがあり、突っ伏していた顔を上げて、そこをハッキリさせようとすると
「お兄ちゃんの携帯鳴ってるよ。あやめさんからじゃないの?」
妄想と日本酒にウットリし、鷹臣の言ったことなど全く気にしていないつぐみが、テーブルの端に置いてあった俺の携帯を指さした。
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