雲雀

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鷹臣はつぐみに手を出さない。 ベッド貸してくれる? なんて言ってたって、次の朝起きたらちゃんとソファーで寝てるし。 つぐみはつぐみで、少し離れた位置から鷹臣の寝顔を覗いてキャーキャー言ってるだけだし。 俺が寝た後、2人で何をしているのかは分からないが、俺に言えないようなやましいことはしていないと思う。 だから安心。 分からないくせにそう断言してしまうのもどうかと思うが、後で俺に知られて大惨事になるようなことをつぐみにしたりはしないだろう。 ここに出入り禁止になったら困るのはあいつだし。 つぐみのメシ食えなくなったら一大事だし。 鷹臣のことは、それなりに信用している。 だから 「つぐみちゃん。ひばりのこと部屋に置いてくるから、俺に襲われたいなら起きて待っててね」 「はーい」 ……安心?
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