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「そうだ。鷹臣くん聞いてよ。店長ひどいんだよ」
「ん？」
考えている最中につぐみちゃんから新しいカナッペを渡され、考えごとを一時中断させた。
何故か、カナッペの上には真っ赤な紅生姜がこんもりと乗せられている。
「あのね、どうしたら鷹臣くんに妹以上に見てもらえるか。って議論してたらね」
「……うん」
真剣な顔をして話すつぐみちゃんにつっこむのも悪いと思い、口に入れる手前で迷った後、それをひと口で頬張り
「私みたいな幼児体型じゃ色気を感じないから無理だって言われたの」
「ッゲホ！」
と、むせた。
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