第1怪

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真人は吉祥院と名乗る男を警戒しながら頭を下げた。 「お前、今、偽警察だと思っただろ?」 男はぽつりと呟く。 それに真人はギクリとした。正にそう思っていたからである。その動揺を見透かされた様に吉祥院は笑い声を上げた。 「いやいや、あまりに素直に顔に出てるからさ。お前、刑事にむいてねえな」
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