第1章 平穏な生活の崩壊

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・11時間前の朝 自宅  針「おはよう親父」  二芯「ああ、おはよう」 俺の一日はいつもこうやって始まる俺の名前は、黒須 針(くろす はり)どこにでも居る普通の高校1年(特技なし 成績普通 彼女なし)ボロアパートに父と2人暮らしだ  針「親父、朝食の準備手伝うよ」 父は、黒須 二芯(にしん)普通のサラリーマンだその日もいつもと同じいつもの朝だった  二芯「食事しながら聞いてほしい」  針「何?」  二芯「針、少し大事な話がある今日は早く帰るから学校が終わったら家で待っていてくれ」  針「大事な話?うん、わかった。」 いつもと変わらぬ朝 いつもと変わらぬ学校 平穏の日々  針「おっとそろそろ時間だ、じゃ学校行ってきます。」  二芯「行ってらっしゃい」 ・朝 学校への登校中  ??「おはよう、針」  針「おはよう、クラスメートのA君」  英君「ヒド、まともに俺の名前呼べよ」  針「間違ってはいないだろう?クラスメートのA君」  栄君「いやいや頭のクラスメートの部分は最低限いらんだろ!!親友だろ・・・いや悪友かな?」  針「冗談だよ!!気にするな」 こいつは、同じクラスのA君こと、藤本 栄君(ふじもと えいくん)名前の由来は一度聞いたら絶対忘れないように だそうだ親の考えることはよくわからん。  栄君「針、学校前の工事現場何が出来るんだろ?」  針「さあな、俺ら一般人には関係なくない?」  栄君「いや大事だ!!ゲームセンターやファーストフードの店なら、絶対儲かる。いな俺が毎日入り浸る。メイド服ならなおさら」  針「本音はそこか、学校の前にメイド喫茶・・・シュールだ」 と世間話をしていると前からクラスメートが歩いてきた トットット  針「ん、おはよう、瑠香」  瑠香「あ、おはようございます。黒須君、藤本君」 ペコリ、と挨拶をする  栄君「おはよう、瑠香、相変わらずかわいいな」  瑠香「もうからかわないで下さい。ふっ飛ばしますよ」  針「そういえば、瑠香もA君と同じで名前変わっているよな?」  瑠香「ん、どういう事?」  針「最近、変わった名前多いいなと、」  瑠香「変わった名前?・・・酷いです黒須君、これでも結構気にしているんですから」
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