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・朝 学校の廊下
栄君「でさ、かわいい子が居たんだよ、も~ガン見もいいところ」
針「相変わらずブレないなお前は、登校中ノビていたのに」
ため息をつきながら回復の速さにあきれる。
瑠香「藤本君は、可愛ければ誰でも良いんだと思うよ」
栄君「そんな事ないぞ、俺のストライクゾーンはシビアなんだ」
針・瑠香「「どこが」」
針「始業式の時瑠香に告白しといてよく言う」
栄君「あ、あの時は、女子の制服着てたからであって・・・」
針「じゃ、瑠香が女子の制服着て告白したら、どうするよ?」
栄君「全力でOKする。」
瑠香「藤本死ね、黒須君もあの時は業者が男女の制服間違えて、発注しちゃっただけなんだからね。そこんとこ間違えないで」
針「わかってる、でもあの時のクラスの男子全員瑠香の事見てたね」
瑠香「違うと気がついてすぐ発注し直したのに入学式に間に合わなかったんだよ」
栄君「まだ家に制服あるんだろ今度学校に着てきてよ」
針「・・・許可する殺れ!!」
瑠香「・・・」
アゴへのとび膝蹴り→相手が前かがみになってからの→背中えの肘打ち→トドメの後ろ回し蹴り→廊下の壁にドーーン
瑠香「黒須君教室行こう」
針「うん、そうだな」
栄君「まっでぇ・・ほんぎで・・・じぬ」
針・瑠香「・・・無視して行こう」
ドン、廊下を曲がった所で人とぶつかった
瑠香「あ、すみません」
針「瑠香大丈夫か?」
一砦「うむ・・・」
針「あの、ホントにすみません。」
そこには、和服を着て両方の腰に刀を一本づつ挿した身長190㎝はありそうな男性が立っていた
一砦「いや、かまわんさお嬢さんこそ大丈夫か?」
瑠香「はい」
男性は針を見ながら一言
一砦「二芯の息子よ、今晩会おう」
ニコニコしながら、針の頭の上に手を乗せた
針「え なんで俺の名前知ってるの!!」
カッカッカッ
瑠香「今の人、知り合い威厳の有る人だったね」
針「わかんない、親父の知り合いだと思う」
キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン
針・瑠香「「やば、遅刻」」
タッタッタ
栄君「俺を置いてかないでくれ」
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