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｢はぁああっ｣
無意識の、大ため息
｢なんか、さっきからずっと変なんすよ｣
｢……｣
国ちゃんがそう出野部長に言ったけど、お構い無しに私はもう一度深く息を吐き出した
出野部長は小さく笑うと、｢まぁ、そっとしておいてやれ｣と寛大な言葉を残し、席に戻る
すっかり出野部長がイチさんを追いかけて行ったことは頭から消えていて、私は消化不良のような胃の痛みに、机に肘をついた
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