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今日は満天の星空
たくさんの星が輝いてて
まるで宝石を散りばめたみたい
君も見てるかなぁ
…声、聞きたいかも
そう思ってると携帯がなった
見てみるて君からの着信
普段はメールなのに
少し緊張しながら電話に出る
「…もしもし」
「おー、まだ起きてた?」
「うん」
「…」
「…」
聞きたかった君の声
嬉しいのに何を話したらいいのか分からなくて何も言えなくて、しばらく沈黙が続いた
なんだか気まずくて困ってたら、電話の向こうで君が口を開いた
「あの…さ、大した用じゃねぇんだけど、」
「?」
「なんか、星見てたら声聞きたくなった…つーか」
「えっ!」
同じ事、思ってた?
「どうした?」
「あ、えっと…私も同じ事考えてて」
「マジで!?」
「マジです」
驚いた君の声
どことなく嬉しそうに聞こえたのは気のせい?
…じゃないといいな
だって、私はすごく嬉しいもん
「なんか、あれだな」
「ん?何が?」
「遠くにいても一緒、みたいな」
「っ!」
君の一言で心臓が大きく跳ねた
ものすごくドキドキしてる
嬉しい
嬉しい、けど…恥ずかしい
「おーい、聞いてる?」
「何か…照れる」
顔が熱い
きっと真っ赤なんだろうな
電話で良かった
だって、絶対笑われる
「お前さぁ…今、絶対顔赤いだろ」
「あ、赤くないよ!」
嘘だけど…
「あー、ダメだ。声聞くと会いたくなる」
突然、少し真剣みをおびた君の声
あぁ、心拍数が…
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