2話 揺るぎ続ける日常

7/45
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/45ページ
しかしいきなりページが×の記号で埋まり出した。 「お、おい、何だよ!?」 え、嘘だろおい!? 日本最高峰のセキュリティーだぞ!? 「この...!!」 俺は抵抗をするためにキーボードに触れた。しかし画面に文字が浮かんだ。 「「触れんじゃねえよ汚い存在で」」 「存在が汚いってどう言うことだよ!?」 それは一番言ってはいけないことだ。 「ふざけやがって...!!」 「「溝ですか?岩?ですか?」」 「芸能界ディスるな!」 2chでやれよ! 「「溝ですか?沼ですか?泥ですか?」」 「どう種類並べて人の価値を不当にざげてるよな!?」 正当でも価値観は変わらないけどな。 「やばい、画面が...!!」 どんなに抵抗を使用としても画面に罵倒の言葉が飛ぶだけだった。 「まずい、おれのライフラインが...!!」 データが、国家機密の情報と俺が作った理論のデータが盗まれたら、俺は確実に消される...!! それ以外にも俺の秘蔵画像コレクション、ネットの購入依歴なんてみられたら...!! 「あ、愛依!!」 「お呼びですか!?」 何故か俺のベットから出てきたがこの際それは放置しよう。 「パソコンがウィルスにかかった!国家機密の情報が入ってる、助けてくれ!」 「ただ秘蔵画像を見られたくないだけでしょう?」 「いいから!」 確かにそれもある...いやそれしかない! 「それなら簡単ですよ」 すると愛依は明らかに必要がない戦闘の時の体勢をとった。 「おい愛依、お前なにをするつもりだ!」
/45ページ

最初のコメントを投稿しよう!