2話 揺るぎ続ける日常

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電気屋 「しかしヘッドホンにも種類が在りますからね...」 「お前金どんだけ持ってる?」 「一万円です」 一万か、それなら防音機能がない安物ではなくてかなりいいものが買うことができるだろう。 「結構性能いいやつ買いたい?」 「まあそうですね、あー!」 当然大声を上げる瑠璃子。 「どうした?」 「こ、これ超レアなやつですよ!」 瑠璃子が指したのは人気家電メーカー「K.T.C」の最新ヘッドホンモデルの物だった。 「なんだ、これ欲しいのか?」 「はい、でもこれ1万6000円するみたいです...」 瑠璃子は少しテンションが下がった。 「お前100万はどうしたんだよ?」 「親にあげました」 せっかくあげたのに、まあこいつらしいよな。 「そう言うことならこのヘッドホン、俺が買ってやるよ」 せっかく金あげたのに、それでばらされたら堪ったもんではないからな。 「それは悪いです!ただえさえもえお金は充分に...」 「お前は優しすぎる、口止めさせてもらってるのに銭無しなのは俺らしくないからな」 「や、優しすぎるって...」 照れる瑠璃子 よし、これでやっと保険ができた。 全く違うことを考える終 「何々なんだあ?あれ私より仲良くない?」 佐由美は気になったので着いてきていた。 「おっと、ちょっとパソコン見にいっていいか?」 俺は本題のパソコン売り場にに向かおうとした。 「では私の買い物を手伝ってくれたので、私も手伝います」 「お、おう」 手伝うって、何を? 二人はパソコン売り場に向かった。 「どんなパソコンをお買いになるのですか?」 「液晶画面だけだ」 「え!?それでは機能しませんよ!?」 「そんなこと分かってる、ハードディスクは政府に送ってもらうから買う必要がないのだ」 市販のハードディスクに国家機密情報を保管できるわけないしな。 「うーん、それではこの一番大きな画面のやつにします?」 「そうだな、よく見やすいし、これを二つ買うか」 「何で二つ買うのですか?」 瑠璃子は疑問に思ったことを即座に聞いた。 「仕事しながらネトゲーをするためさ」 「仕事するか遊ぶかのどっちかにしてください!!」
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