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「これで送信っと」
「蚊が見えたー!」
「ぐは...!!」
いきなりガルシアが俺の部屋に入りスリッパで頭を叩いた。
「おま、いきなり何するんだよ!?」
「だって、なんか終の部屋に蚊がいたのを見えたからー」
「お前は透視の能力者か!?」
俺の名前は神代終、2人の居候と一人の使用人を養う為にこう一生懸命に働いてると言うのに...
「だって私やること無さすぎて死にそうだもん、蚊みたいな終と仕方なく遊んであげようとおもったのに...」
「はったくぞ?」
人を虫けら扱いするのはどうかと思う。
なぜなら俺は人間だからだ。
「そんなに暇なら、ちょっと来い」
俺はそのまま部屋をでた。
「ちょ、ちょっとどこ行くの?」
終はリビングに向かっていった。
「さあ入れ」
「は、入るけどさ...」
そこにはキッチンにいつも通り愛依がいてそれに机に...
「誰!?」
私と同じ髪色、白人アメリカ人か?
「どうも、ジェームスでーす!!」
軽いな
「いやしかし愛依さんといいあの女子高生といい、こんな金髪美女がいるなんて終も隅におけないなー!」
「うるさいぞ、早く本題に入るぞ」
こんな昼間からまさかまた国家機密会議か?
取り合えず終とジェームスさんと私は椅子に座る。
「お茶です」
「ありがとう、愛依」
愛依がお茶を3人の席に置く。
「ガルシア、これを見てくれ」
「これは...!!」
机に置かれたのは長い棍棒だ。
「私の、武器...」
「やはりそうか...」
終は気づいていた。
「やはりって?」
「ジェームスがお前は組織で核兵器の保持者だと言うことを聞いた、それから思ってたんだ、前一緒に買い物に行ったとき、お前はスティック状のテツパイプで人を気絶させた」
「そ、それが?」
「それから思ったんだ、五衛門と戦った時にこの棍棒は刃物さえ折った、これは恐らく何らかの兵器だとな」
「───!!」
ガルシアは驚いていた。
すべて図星だと言うことに。
「お前は昔これで戦っていたのだろう?」
「そうよ、それで警官とタイマンしてたわ...」
武勇伝だよそれは
「でもなんで、その武器がここにあるの?確かこの前無くして...」
「防衛大臣が送ってきたんだよ、ようするにブレイブブレインに繋がっているものが昔政治家に居たってことだろう」
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