2話 揺るぎ続ける日常

6/45
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/45ページ
インターネット それは現代社会にとってはステータスとされている情報機種だ。 だが俺の場合はインターネットは血液。 いや、心臓と言っても過言ではないだろう。 「仕事もいいが、たまにはこうやってチャットをするのもいいもんだ...!!」 俺は最近、チャットと言うものにはまっている。 一応ワールドマスターの名を利用して、チャットの人数は100人を越えた。 何を話してるかと言うと主に俺が主軸となって世間について裁くのだ。 ストレートに言うと、俺はリアルのリア充が大嫌いなのだ。 Q.ポッキーゲームをどう思いますか? A.殺したいです Q.夏祭りのカップルをどう思いますか? A.殺したいです Q.イケメン... A.殺意が沸き上がります とまあこう言う感じだ。 あと殺意が沸くものは(殺意が沸くものを述べる会だったっけ?)偉人の名言だ。 特にリア充達が好きな二大名言 「諦めなければ夢は叶う」 「one for all all for one」 この二つの言葉を並べる者は殺意が沸く。 諦めなければ夢は叶う? は? これ言ってる者は大体、「夢は叶わないかもしれない~」とか言うんだよ。あとワンオね(もうひとつのやつ) これはまさにリア充どもの戯れ言だな、虫酸が走って仕方がない。 俺の場合は、 上下関係なんて関係ない 民は皆俺に尽くせ。 となるな。 そんな俺でも学生生活を体験したことがある。 まあ中学生活だがな。 だが中学三年間はほぼクラス崩壊をしていた。 クラスの二つの核グループをわざとぶつけたり、いい顔をして窮地に追い詰めたりした。 後に職員室ではクラスブレイカーの神代終と言われた俺だ。 性格は相変わらず変わらないものだな。 「ん?」 チャットからまた俺に対する質問が投稿された。 「ワールドマスターさん初めまして、貴方のパソコンにウィルスを送り込みましたので処理頑張ってくだい~(*゚▽゚)ノ」 「は?」 バカめ、俺のパソコンのセキュリティーは日本最高峰の政府関係者のセキュリティーだぞ?こいつ馬鹿だな。
/45ページ

最初のコメントを投稿しよう!