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僕にとってみたら、『死』なんて物は、いつも見えている物だと思うよ? 生きている限りは、死と隣り合わせなわけですしね。 いつどうやって死ぬかなんて、誰もわからない。 もしかしたら、平均年齢まで生きられるかもしれない。 もしかしたら、一年後にこの世に身体は消え去っているかもしれない。 もしかしたら、明日のこの時間にはもう死んでるかもしれない。 もしかしたら、次の瞬間には命が尽きているかもしれない。 もしかしたら、ね。 僕は生きている者全て、死ぬ時は生まれた時に決まっていたんじゃないかなと思うよ。 何歳何ヶ月何日目、何時何分何秒にって。 それが寿命って物じゃない? 誰かに殺されたのであろうとも。 きっと、初めから定められたものなんだよ。
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