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宇「病院では静かにして!!」
西「だってー!!」
真「心配せんでも、ちゃんと居るわ!!」
西「よかったー」
末「(ほんと、二人共心配症だね!!毎日のように病院に来なくてもいいのに…(^o^;))」
西「そんなの誰だって心配症になるだろ…」
宇「ドナーだって断って、薬だってたかが副作用の出ない薬ばかり…ほぼ、危ない状態じゃん!!」
末「(それでも、心配し過ぎだよ…)」
西「いつ消えるか分からないだぞ!!今だって、少しずつ遠くなっていくし…」
末「(西島…)」
西「お前は昔からむちゃしてたから、ドクターストップかかってるのに体育に出て…倒れた時は俺や宇野ちゃんが授業ほっぽって看病して…いつも、むちゃしてた…。今だって、ドナーを他の子に回して…自分の状態が分かってるのかよ!!このまま、手術しなきゃ余命後3週間なんだぞ!!これじゃあ、毎日心配にもなるじゃん…!!秀太…これ以上むちゃしないで…!!」
末「(もう、3週間を切ってたんだ…最初は半年だったのに…)」
宇「なんで、いつも笑っていられるの?自分のことなのに…」
西「宇野ちゃん!!」
末「(笑ってなきゃ、二人共もっと不安になるでしょ?それに泣いても二人みたいに声は出ないし…声が出ない分だけ明るくしてなきゃ!!)」
宇「ごめん…きついこといって…」
末「(良いって!宇野ちゃんは悪くないし!!)」
真「おーい、面会時間過ぎとるでー」
宇「いいところなのに…」
西「帰ろう?秀太、また明日ー」
末「((*・ω・)ノ)」
宇「また明日」
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