辛い現実と残された時間

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その頃… 直「今日はなんか疲れた…(-_-;)」 しばらく、歩いていると… 直「あれ?人だかりが…にっしー?」 西「(ヾノ・∀・)」 数分後… 直「何してるの?」 西「ダンス」 直「えっ…?ダンス?」 西「実は、まだ夢を諦めてないんだ!!」 直「えっ?でも、秀太は…」 西「知らないと思うけど…。やっぱり無理かな…」 直「そんな」 西「あいつのあの言葉を聞かなきゃ…無理かも」 直「あの言葉…?」 西「まだ、喋れた頃にいつも言ってたんだ!!“夢を諦めるな”って、あいつ自身がその言葉を言えないことに落ち込んでるけど…手話でも文字でもなく、言葉で伝えたいと思ってる…」 直「よく分かるだ!」 西「まあね」 直「このノートだって、貰っていいのか分からないし…」 西「うわっ!!懐かしい!!」 直「にっしー知ってるんだ!!」 西「昔、病室でよく書いてたんだよ!!懐かしい!!」 直「2年前、何があったの?」 西「あの日、薬品のミスで秀太は死にかけた…」 直「その頃からそんなに悪かったの…秀太」 西「…。その時は真司郎も研修が終わったばっかで不安定だった…なんとか、一命を取り止めたけど…引き換えに喋れなくなった…」 直「そうだったんだ…」 西「じゃあ、休憩終わるから行くね!!」 直「頑張れー!!」 そして、そのことを次の日、秀太に話した…
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