別れの時

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全「えっ…?」 末「…ッ!!」 その場にいった全員が驚いていた…もちろん、秀太も…だって秀太が声を出したから… 西「今…ッ」 末「みんな…」 俺らは嬉しかった…けれど、それと同時に別れを感じた… 真「…ってことは…」 末「仕方ないみたいだね…」 直「秀太…」 宇「…もう、喋らないで…」 西「宇野ちゃん!!」 宇「秀太が居なくなるなんていや!!」 末「ごめんね…宇野ちゃん」 宇「秀太…(泣)」 末「西島…。これからも宇野ちゃんのことよろしく…」 西「わかった…」 末「宇野ちゃん」 宇「(泣)」 末「夢を諦めないで…」 西「…」 その言葉を言ったときの秀太の顔は笑いたくても笑えず…どこか切なげだった… 宇「(フキフキ)わかった…」 末「約束だよ!!」 西「今日はいっぱい喋ろう!!」 宇「うん…」 今日できっと… 末「直也君!!」 直「初めて呼ばれた気がする!」 末「俺もそう思ってた!!」 直「やっぱり?」 末「…直也君、短い間だったけどありがとう!!」 きっと…“消えてしまうだよね”… 俺らは夜遅くまで話した…そして、その時が来た…
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