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UNO side
- ザー…
電車を降りると
天気予報では全くと言っていいほど
情報を流さなかった大雨。
もちろん傘なんて持ってない 。
どうやって、帰るかって?
こんな日は…
與 『実彩子 !』
彼が来てくれる。
宇野 『いつもいつもごめんね』
與 『彼氏なんやから、こんくらい
当たり前や』
彼氏…か//
與 『また顔赤なってる、笑笑』
宇野『な、いいでしょ別に//』
サラッと照れること言っちゃうんだから
與 『行こ、実彩子』
宇野 『 あ…うん ♪ 』
わざわざ、傘を1つしか持って来ないのは
2人でひっつくため、
私がお願いしてるの
真司郎は濡れるで って心配してくれるけど、こっちの方がいい。
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