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UNO side
宇野『真司郎、大学最近どう?』
與 『高校んときみたいに実彩子おらんから、なんっも楽しくない』
宇野『なによそれ、笑』
與 『実彩子は寂しくないん?』
宇野『私は…』
実は、私達今年から違う大学に
通い始めたんだ 。
私がどうしても服飾系の知識を勉強出来るとこに行きたくて地元よりほんの
少し遠い大学を選んだ 。
真司郎も私と同じとこに行こうとしてくれたけど、真司郎だって1年のときから
行きたい大学あったから、
そこは私が遠慮した。
どうせ私は地元は離れないから
寂しくないと思ったけど…
数時間離れるだけで
結構きついもんなんだ。
宇野『少し、寂しい…かな』
與 『素直やな、笑』
宇野『私だってたまには素直です !』
與 『はいはい、笑笑』
だから、駅から家までのこの時間が
本当に大切なんだ 。
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