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『わぁぁぁぁぁっ!』
生馬がシュートを決めた。
「こんな感じでカッコイイシュート決めたい人とか、バスケ好きなことか、
陸と生馬に惚れちゃった子、大歓迎です!」
「「惚れた子は少なくとも歓迎会しない!(しねーよ!)」」
『わははははっ!!』
会場が笑いに包まれる。
「こんな感じで先輩後輩和気藹々としたバスケ部にぜひ来てくださーい!以上男子バスケ部マネージャーであり、
部員を手玉に取っているあたし、洲宮杏奈でしたぁっ!」
『手玉取られた覚えねーよ!』
部員たちに勢いよくツッコまれる。
こんな感じで楽しく終わりました。
あ、そういえ、ば・・・。
『杏奈先輩!』
準くん、あたし名乗ってないのに、なんで名前知ったんだろう?
「ま、いっか。」
そのあと、部員からめちゃくちゃ怒られ(陸先輩以外)、生馬にお昼を奢ったのは言うまでもない気がする。
これが、あたしと準くんの出逢いでした。
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