第3章2人の未来
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留音に伝えた言葉は、昨夜から悩んだ末に結論。 あいつは俺達家族より、患者がいいんだろうから… 俺は莉緒菜が、腹の中に居る時から考えてくれと言ってあったんだ。 だけど、あいつが出した答えは、思っているのと違ったんだ。 「ちょっと、凛太郎…」 「姉貴、黙っててくれ…」
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