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「そんなの絶対無理・・。
私から誘うなんて・・したこと・・ない」
一夜限りの関係だって、
今まで一度も経験がない・・。
そんな私に、女慣れしていそうな優秀な男を誘うなんてできるわけがない・・。
「行き当たりばったりが無理なら、
ちゃんと計画を立てましょう。
妊活MISSON！ねっ！」
口角を上げて、ニっと笑ってしっかり私の目を覗き込む。
さすがやり手の広報課長・・。
プレゼンをいくつもこなしているだけあって、
人を説得するチカラはダテじゃない。
淡々と話す美波の言葉に、
私もいつのまにか同感していた。
「男なんて懲り懲り・・。
子どもがいればいい・・」
私がボソっとつぶやいた一言を
美波はしっかり聞き逃さなかった。
「でしょ？」
美波は、勝ち誇ったように微笑んだ。
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