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でも、
やっぱり後藤類を誘うって時点で、
この人とセックスするってシチュエーションを思い浮かべなきゃいけないわけで・・。
セックスだけじゃない。
後藤類との子どもを想像して・・・。
後藤類との子ども。
たしかに、顔立ちはキレイかもしれない。
でも・・・。
もう一度、チラリと横を伺う。
やっぱり
私には、ムリだわ・・。
「ごめんなさい。なんでもない」
私は首を大きく横に振って、
頭の中に浮かんだ雑念を振り払った。
ムリムリ。
絶対ムリ。
「なんなんだよ。言いかけて・・」
納得いかないように、ギロリとこっちを睨む。
「・・・・」
だって。
やっぱり
好きでもない男の人との子供なんて考えられない・・。
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