MISSION 2-(3)

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じんましんがまた出てもいけないだろうし、 卵はさすがに、避けるとしても・・。 「じゃ、一番鶏の唐揚げとー。海鮮生春巻きと・・」 「海鮮ってエビ入ってねーよな?」 「アレルギー?」 「違うけど・・。あの食感が・・」 「じゃあ、食べれるってことよね?」 ジロリともう一度睨む。 「まぁ。鼻つまんで食えば・・」 横でルイがブツブツ言うのを無視して、 食べたいものを数品注文した。 大した会話もしないうちに、 お通しと、飲み物が運ばれてきて、 私たちはグラスを合わせた。 目が合うと、また勝ち誇ったような顔。 照れたような顔と、この生意気そうな顔。 ギャップがなかなか可愛い・・。 「ほんっと好き嫌い多いのね・・ そんなんじゃ社会人やってけないよ」 「・・・・悪かったな」 気にしてることだったのか、思った以上に堪えてる表情。 「今M2(修士課程2年)でしょ?就職決まった?進学? 卒業したらどうするの?」 「まだ決まってねーけど・・。 いーよ。真面目な話は。 それより莉子さんの話。聞きたい」
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