MISSION 2-(3)

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「え・・・」 まっすぐ見つめられて、そんなことを言われるから、 私の胸はドクンと音を立てて、 一気に緊張した。 なんで私たちは二人でこんなところにいるんだっけ? 違和感はやっぱり消えなくて。 ルイくんの若さに目がくらむ。 「やっぱり知りたいの?」 「話してくれるんじゃねーのかよ? さっき行ってたよな。 怒ったって、相手の男に?」 いきなりその痛いところ・・? しらふじゃ、言えそうもなくて、 私は、カクテルを半分くらい一気に流し込んだ。 最初のお料理が運ばれてくる頃には 私のグラスはもう空いていて、 次はルイくんと同じ日本酒を注文した。 「莉子さん、酒強いの?」 「弱いらしいけど・・」 「じゃあやめとけば?日本酒」 「いーの。酔いたい気分だから」 「知らねーぞ」
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