MISSION 3 (2)

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「寂しくないわけじゃないよ。不安だらけ。 これから先どうしたって年をとっていくのに、 一生孤独かもしれないって思ったらやっぱり怖いよ・・」 だから、今、私はこんなことをしてる・・。 一人になるのが、不安だから。 莉子にさえ、私の弱い部分はほんの少ししか見せていない・・。 気心知れた、中嶋くんだからかな。 弱い自分をさらけ出しても、大丈夫な気がした。 もうすでに、 角を曲がれば私のマンション。 二人で歩くと、いつもの道もなんだかあっという間だった。 「今から飲み直そっか?」 唐突に中嶋くんは言った。 「え?今から?」 「この先にさ。ちょっと気になる、大人のバーあるんだよな。 一杯だけ付き合ってよ」
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