赤い糸が繋がった

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「莉夏に電話してすぐ叶恵さん病院にいったよ。 さっき電話あって、旦那さん貧血だって。大事に至らなくてよかったね。 このまま旦那さんに付き添ってくださいって伝えといたよ。 莉夏、閉店まで頑張ろ! せっかくのクリスマスだけど、、、 ルイは寂しい一人のクリスマスだから莉夏犠牲になるのよー」 「良かった、叶恵さん! 叶恵さんも無理されないようにわたし達で頑張ろ! ってか、クリスマス一人なの?!彼氏は?」 私がキョトンとした表情でルイにきくと。。。 ルイは深いため息をつき 「幸せな人はいいよねーーー 何って、、、昨日の夜別れた」 「え?!はぃ?!え?!はい?! なんで?なんで?」 私の取り乱し方は尋常じゃなかったと思う。だって、私にも紹介してくれてとても仲良しだったのに、、、 「なんか、、、違うなって思って 昨日の夜別れて欲しいって彼に伝えたの。そしたら、号泣してたけど、、、 でも、、、 この寒い冬にアイスコーヒー飲みたいって言うのよ、おかしいでしょ 価値観の違いかな。 それでなんでか、一遍に冷めた」 淡々とルイは語ってくれた 「え?アイスコーヒーだけで、、、?」 「だけってわけじゃないけど、今までのことが、アイスコーヒーの引き金によりポンポンぽんって、、、 んで、直登とした? どうだった?」 話を切り替えてきたなルイ、、、 「うん、、、した、、、 痛かった、、、けど、直登 さっきも離したくないって、、、」 モジモジしながら昨日からのことを ルイ姉さんに報告 「おめでとう!ついに莉夏も女になったのね!!! 莉夏、直登に代わりルイからもお礼を言うわ! 我が幼馴染みを好きになってくれて有難う。直登やっと莉夏の全てを手にしたのねー!今日バイト終わったらルイのBAR行こうよ!パァーっとお祝いしないと!」 「やだ、やめてよお祝いとか。。。 恥ずかしいし、、、 なんか、直登に会うのも恥ずかしいのに、、、あんな姿みられて。 出かける前も恥ずかしくて仕方なかったもん」 「あんな姿って、あんたどれだけ取り乱したのよ、 そんなに直登のきもちよかったの?」 (〃ー〃) 「違うよ違うよ、痛かったってば。」 「あー直登の一物はでかいからね」 「え?そうなの?!(/-\*) 」 「そうだよ、小学生の時からみんなに からかわれてたけどね。 莉夏幸せ者よー!」 「もう、この話はやめよ、、、思い出すだけで恥ずかしいから」
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