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いつもより、早めに閉めていいと叶恵さんの御好意に甘えて
七時にお店をしめて、、、
ルイと2人で直登のバイト先のBARへ。
「ねぇ、やっぱり私恥ずかしいよ」
ルイの腕をぐいっと引っ張り先に進むのを止める
「何言ってんの」
逆にルイは私の腕を引っ張りBARのなかに進む、、、
男の力だしてきて、、、ルイ強い。
「ルイ痛いんですけど、、、」
「あっごめんごめん、つい
ルイ君出しちゃったね(笑)」
笑いながら進んでいくと、バイト中の直登発見。
何やら20代の女性に囲まれている、、、
バーテンダーが客に囲まれるって、何。。。
「なんの話してるかそっと聞いてみよ」
ルイがこそこそ話を私の耳元でした。
そっと近づき、直登にも気づかれていない。
“直登くん彼女いるの?”
“直登くんの好きなタイプは”
“直登くんスポーツは何していたの?”
“好きな食べ物は何?”
etc、、、
質問攻めされているのに、、、
何でしょう
笑顔で返すことなく無言、、、
あんたクビになるよ。。。って心配しちゃう。
“ねぇー答えてよー!どれか一つでもいいから!!!”
引き下がらない女子たち。。。
「すっごく好きで、大切な彼女います。」
、、、、、、、
ルイと私は、顔を見合わせた
\(//∇//)\
そして、わたし達ハグ(笑)
わたし達の存在に気付いたもう一人のバーテンダーの浅見君が
「いらっしゃい、あれ?いつから
居たの?」
その声に直登もわたし達に気付く
「いらっしゃい二人揃っていつから居たの?」
慌てるわたし達
「少し前から、、、ねっ、莉夏」
「う、うん。少し前から、、、」
ルイがお姉さん達に近付いて
「直登の彼女です!
大切にされてます!!!」
と、、、
お姉さんたちは、
「あっ、カッ可愛い彼女ですね」
といい、続けてお酒を注文していた。
直登も私もポカーンと
その光景を眺めていた。
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