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...チュンチュン...ピピピ...ピリチョ..ピリチョ..
....朝か..
鳥のさえずる声におれ、宮川祐が目を覚ます。
時間を確かめるために、まだ鳴っていない目覚まし時計に手を伸ばそうとするが...
....手が..動かない?
祐は自分の腕が動かないことに困惑する。
しかし、動かないと言うよりも、重くて鈍くなっているという感じで...
起きたばかりだからなんだろうなと考えて、今度は目を開けて直接時計を見ようとするが...
目も開かないだと!!!!
今度は、まぶたが重くて目を開けることができない。
数秒間の格闘のすえ、遂に重たいまぶたを持ち上げることができた。
そして、祐の目に信じられない光景が飛び込んできた。
へ、部屋が...森になってる!?!!?!??
祐の目には、視界いっぱいの広大な自然が広がっていた。
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