え?なになに?それは豆腐じゃない?むしろ鉛筆?

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「それより鈴木君……よくアテクシの自慢のチワワ……避けれたわね?」 やはり先ほどのチワワ攻撃は尾根江のものだったのか。 「一体何が起こっているんだ!なぜ街は火の海なんだ!!」 そう、学校は火の海ではないのだが一歩門の外へでればそこも火の海。 もちろん家から学校までの通学路も火の海だったのだが…… 「さぁ?どうかしら、アテクシの知ってる情報が役に立つかしらね?」 あの口ぶり…… あのオカマなんか知ってるみたいです。 そう分かれば僕はなんの躊躇もしません。あいつを狩ります。 「ヌフん、ヌフん」 オカマは腰を勢い良く下げ!突き出す!を繰り返している。 そしてマドンナは相変わらず砂を頬張っていて更に学年2位と呼ばれる美女もそこに加わった。 彼女の名前は雲母キラキラ。 きららきらきら……すごい輝いている名前だと思う。 雲母さんはマドンナとは違いサッカーゴールをひたすら舐めている。 もう夏場の夜の森の大木に塗られた蜜に集まるカブトムシのようにサッカーゴールを舐める雲母さん。 カブトムシ…… 僕は突如相棒であった戸松遥を殺られた怒りに身体を乗っ取られ殺戮の権化と姿を変えた。 「……少しは楽しめそうね」 オカマは僕の戦闘力に気づいたのであろう。鋭利なチワワと更に光沢を身に纏ったまるで鈍器のようなアフリカ象を装備した。 ……これは一筋縄ではいかなそうだぜ!
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