第26章

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娘の私は両親から離れる事しか考えてなかったのに。 だからお父さんが、怪我をしてしまったのかも知れない。 親のありがたみを知れというように。 そんな事を考えてると『寝たよ』と布団に下ろす愛架さん。 「ありがと。お義ねぇさん」 初めて“お義ねぇさん”と呼ぶと――― 「どういたしまして、義妹よ・・・。」 2人で、クスクスと笑いあった。
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