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「未来、行っちゃうのかー。寂しいなぁ…」
愛佳はブスッとしている。
確かに私も愛佳を残していくのは辛い…。
……………!
「ねぇ!メンシェル、愛佳と一緒に住めば?」
ブブッーー!!
2人は一斉にコーヒーを吹き出した。
「な、なんてことを言うのよ!?未来!!」
「そこってい、いわゆる…同棲?」
「だって…愛佳ひとりじゃ可哀想だし。メンシェルは心配じゃないの?」
……………。
黙っちゃったよ。
「それにしたって、まずは親に言わないと…」
「そうだよ、許してくれるわけ…」
────────────
「…OKだそうです。」
「やったー!!」
「はい…はい。
わかってます!必ず、お嬢さんをお守りします!!」
ため息をはいてる愛佳と喜んでる私と電話で一生懸命、挨拶しているメンシェルで家は盛り上がっていた。
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