甘いきっかけと苦い出会い

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「んっ!なにこのデザート!キレイ~!!」 「ほんとだ!味も美味しい!!」 どうやら好評のようだ。良かった…。 「風岡様。」 後ろから聞こえ、振り向いた。そこには黒のスーツを着た秘書みたいな人。 「初めまして。私、瀬川昇太の秘書をしております坂田と申します。」 名刺を渡され会釈をされた。 「なにかご用でしょうか…?」 もしかして、デザートの不満でもあったかな…。 「実はこれから社長が料理を作ってくださった皆様にお会いしたいということですので…。」 「そう…なんですか?わかりました。」 良かった、クレームではなさそう。
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