甘いきっかけと苦い出会い

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そして私がやってきたのはここ、パリ。 それが私が大学を卒業して一年たった23歳の頃だった。 それから毎日毎日、自分のケーキを作り始めた。 修行を始めてから二年後の25歳の頃。パリのコンクールに出場しなんと準優勝。 これのおかけで私の闘争心に火がついた。 でも、現実は上手くいかないのは当たり前。 毎日のケーキ作りのせいで右腕の腱鞘炎を起こしてしまった。 けっこう重度なもので完全に治るまで一年間かかり、そのショックで挫折をしてしまい精神的にもきてしまった。27歳の頃だった。 それから半年かかり私は立ち直った。 そして三年の月日がたち私はここに立っている。
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