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剣道してる時は、ハンパなく格好いいのに…
今は、欲しいお菓子を買ってもらえず、目当ての棚の前で恥も外聞もなく泣き叫んでるガキと同じ顔だ。
まったく、こんなグッチャグチャでみっともなくて、ヘチャでブッサイクな顔になってたって、可愛いと思えてるんだから、俺だって重症だ。
なんでこんなでも好きなんだろ…
言ってやらないけどさ。
「濱田が嫌でも…もう取り消せない。それにさ、ミクとは違って…濱田以外のには触れないよ」
「だけど…」
「濱田以外に触れたくないから、触れなくてもいいのを選んで出るんだよ…」
身を屈め唇を重ねる。
「真守ぅ…我慢できなくなるよぉ」
口を尖らせ自分の股間を押さえながら、もじりもじりと身を捩る。
「ダ~メ♪濱田は練習だろ?慎之助が般若みたいな顔で待ってるぞ」
人指し指で濱田の唇をなぞる。
「じゃあ、今晩…いい?シタイ!シタ~イっ」
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