第1章

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星の庭 エカは星が大好きで、よく夜空を見上げています。 今夜も、また星を見ていました(^^)。 たくさんの星のうち、動いてるのがあります。この前、従兄弟のお兄ちゃんが言ってたけど[じんこ..うえい....せ...い]という星だそうです。 でも何だか、変なのがあります。『うん!?あれって、おかしくないかな?』エカが見上げる星で緑色になる星があります。 「あれって、従兄弟のお兄ちゃんが言ってた[じんこ..うえい..せい]じゃないよね。 エカは、その星をジッと見つめました。 すると、見ていた星がドンドン近づいてきます。 「うわっ!!」エカの周りがその星のように、緑色になりました。 ピッピッと、鳥の鳴き声がします。聞いたことのない鳴き声です。 さっきから、エカは側にある草が気になって仕方がありません。だって真ん中に、小さな星がいっぱいくっついているんですもの。 「見たこともない鳥や、見たこともない草があるなんて」エカがそう言うと、《後は花壇を作りたいんだよ》頭の中で声がします。 《コレを植えてほしいんだ》何種類もの星の形をした種が、エカ頭の上から降ってきます。 さっきから、頭の中に聞こえる声は星の声のようです。 「星の庭なんだね。エカが頑張って、お手伝いするからね!!」 エカはそう星へと呟きました。
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