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笑いながらも
おしぼりでちゃんと鼻を押さえて。
しかもギュウと付け根を抜かり無く。
「蜜ちゃん、そんなにヨカッタ?」
まだまだ笑いながら
そして、鼻を押さえながら
優しく問いかける松本さんは
いつもサンロでギャアギャアやり合う
松本さんとは月とスッポン
違うな
雲泥の差。
かれこれ10分くらいは
そうされていて、流石に血は止まった
だろうと告げると
ソロリとおしぼりを剥がしていく。
「蜜はタイミングのいいオンナだな」
クスクスと笑って
また、あたしの唇に自分のを
重ねた。
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