第1章

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その矢は、抜く事は出来ないんでしょうか 天使の微笑みは一切崩れる事は無く あたしの身体にピッタリ添って 骨抜きにするかのように 優しく、優しく 「……っ」 ちょっと! え、エロす、ぎっ 「蜜ちゃん、いい反応するじゃん」 「きゃぁ」 松本さんのタッチは 羽のようで 擽ったくて ピリピリする 「ふーん、蜜ちゃん、凄いよ」 綺麗なカラダだ…… あたしの耳に突っ込まれた その響きは 今まで聞いたどの松本さんの声よりも 男のものだった
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