つぎ

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「違います」 「そう、じゃあ…… 足りなかった?」 「何がですか?」 「オレの愛情」 「は?」 ちゅ、と音を鳴らして離れた唇 そりゃぁここはホテルのラウンジですから こんな事をする様な所じゃないですよ。 「……そういう事、しないで下さい」 軽く睨むと 「カワイイね、新しいタイプだよ」 「は?」 悪びれる様子なんて一つも見当たらない。
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