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神「俺の思うには…
たぶんオババ様の話を聞いたら後戻りはできない……気がする…
戻るなら…今のうちだ…」
それだけを言って神は
三人の反応を見ている…
そして最初に喋りだしたのは…水篶だ…
水篶「僕は神と一緒に
オババ様に逢うよ!!
此処まできて帰るのも嫌だし…」
水篶は神の目を見ながら話した…
それに続き今度は火竜が話し出す…
火竜「今さら何言ってんだよ!!
神…俺は逃げねぇーぞ!」
火竜も真っ直ぐに神の目を見ながら話した…
残るは一人…
心音は少し震えていた
しばらく沈黙が続いたが
心音も覚悟を決めたらしく…
心音『神…私ね本当は凄く怖いの…
でも皆が怪我をしたときに治せる人がいないと
大変でしょ!!
私は皆と一緒がいい…
神と一緒にオババ様に逢う!』
それを聞いた神は三人の顔を見て首を縦に振り
そして…ついに神は
神殿の扉に手をあて力一杯に押した…
神「フンッ…」
ギィィィィ…………
バタンッ…
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