森羅万象によって区切られた世界の生徒会

アペナス①

変と感じるかもしれないし、これからの言動と若干の食い違いが発生するかもしれない。

ただ、僕は今のこの立場で、少なからず満足している。

いじめられているとは思っていない。

僕が落ち着ける場所はここにしかないからだ。

「おい、そこ色違うんじゃね」

生徒会役員で最初に適当に決めた色の配置との若干の違いに偉大な生徒会長様が気づきやがった。

「あ、しまった」

僕はブルーシートの上に完全に倒れた。