第二十三章~少年ハドソンと最後の試練、前編~

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バブ「席しかありませんね。」 ハドソン「えっ……でも、どうやって操作するの?」 キィ、パタン。 ハドソン「ほえ?」 クピクピ「あっ、扉が閉まったクピ。」 ポヨン「???」 「コレヨリ、ウシナワレタシンデンヘムカイマス。アブナイノデ、イスニスワッテクダサイ。」 ハドソン「分かった。」 一行は、椅子に座る。 ハドソン「オッケーだよ。」 「デハ、ハッシン!」 ウィーン。 ハドソン「あっ、自動なんだ。ラッキー♪」 一行は、失われた神殿へと向かった。 ハドソン「そういえば、サザエの戦車って、約100年前の時にも使われていたの?」 バブ「はい。地中をくぐる為に使いました。」 ハドソン「自動?」 バブ「いえ、手動です。」 ハドソン「操作出来たの?」 クピクピ「リッキーさんは、操作が上手でしたクピ。」 ハドソン「そうなんだ~。(お爺ちゃん、意外と機械に強いんだよね~。これが。)」 ピピピ。 「マモナク、ウシナワレタシンデンデス。」 ポヨン「えっ、もう着くの?」 ハドソン「思ったより速かったね。」 ガガガガガ!(←穴を掘る音。) ピーッ、ピーッ、ピーッ。 「トウチャク、トウチャク、ウシナワレタシンデンニ、トウチャクシマシタ。」 パカッ、キィ。 ハドソン「あっ、扉が開いた。」
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