第1章 僕は夏が好きです

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僕は、彼女の光が強すぎて影を見落としていました 晴れやかな舞台に立ってスポットライトを浴びる彼女の後ろに映る影を、人目につかないその裏側を、僕は見落としていました。 本当の彼女をもっと知りたい 僕には…僕だけには素の自分をさらけ出して欲しい 初対面の彼女にこんな感情を抱いてしまうほど 僕は一瞬で心を奪われてしまいました そんな夏のひと時から早3年 今でも僕は 夏が好きです。
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