第八章

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起きてきた所なのか普通の着物姿だ 空「沖田さん、おはようございます」 沖「おはよ。それで僕がどうかしたの?僕の名前、聞こえたんだけど」 斉「俺と手合わせをするのはお前くらいだ、という話をしていたんだ」 沖「確かに。みんなハジメとか僕とやってくれないもんね。まったく」 空「そうなんですか?」 沖「僕達とやって叩きのめされるのが嫌なんでしょ、きっと」 空「沖田さんはいろんな方とやりたいと思っているんですか?」 沖「張合いがないのは嫌だけど、手合わせすらやらないなんてつまんないからね」 空「沖田さん、今日お暇な時間ありますか?」 沖「何、急に」 空「もしよろしければ、私と手合わせしていただけないでしょうか?」 沖「あんたと?」 空「はい、私と」 沖「...ハジメ、どう思う?」 斉「俺も誘われた。因みに受けた」 沖「...!」 沖田さんが目を大きく見開いた そんなに意外だったのだろうか? 空「あ、ご迷惑でしたら大丈夫です。断ってください」 沖「別に嫌じゃないけど...」 空「ほんとうですか?」 沖「...あんたが俺達とちゃんと戦えるのかって思っただけ」 空「分かりません。けど、1度手合わせしてみたいと思いましたので...相手にならなかったらすみません」 沖「別にいーよ、期待してないし」 言葉が少し胸に刺さった
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