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空「...ではお2人とも今日いつが空いていますか?」
斉「いつでも構わない」
空「沖田さんは?」
沖「僕は午前中見回りだから午後」
空「分かりました。なら暮六つの鐘がなる頃に壬生寺に来てはいただけませんか?」
斉「なぜここではない?」
沖「そんなとこまで行くの嫌なんだけど」
空「...すみません、副長に他人にあまり見られるなと言われたもので」
沖「なに、あんたって秘密の存在なの?」
空「副長から何も聞いていませんか?」
沖「聞いてないよ」
斉「俺もだ」
空「先日私の所属が決まったんですけど」
沖「へぇ、どこに?」
空「副長の小姓です」
沖「は?」
沖田さんが目を見開いた
空「ですから、副長の小姓です」
斉「...」
斉藤さんも驚いたような表情をしている
沖「土方さんはあんたを戦力にしたかったんじゃないの?」
空「多分みなさんのような普通の戦力ではないんだと思います。私は刀は扱えませんし...」
沖「へぇ、じゃあなにするわけ?」
空「監察...のような事です」
沖「何それ、監察いるんだからあんたいらないじゃん」
空「それは...」
斉「総司、きっと副長には何かしらの考えがあるんだ」
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