第八章

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空「...ではお2人とも今日いつが空いていますか?」 斉「いつでも構わない」 空「沖田さんは?」 沖「僕は午前中見回りだから午後」 空「分かりました。なら暮六つの鐘がなる頃に壬生寺に来てはいただけませんか?」 斉「なぜここではない?」 沖「そんなとこまで行くの嫌なんだけど」 空「...すみません、副長に他人にあまり見られるなと言われたもので」 沖「なに、あんたって秘密の存在なの?」 空「副長から何も聞いていませんか?」 沖「聞いてないよ」 斉「俺もだ」 空「先日私の所属が決まったんですけど」 沖「へぇ、どこに?」 空「副長の小姓です」 沖「は?」 沖田さんが目を見開いた 空「ですから、副長の小姓です」 斉「...」 斉藤さんも驚いたような表情をしている 沖「土方さんはあんたを戦力にしたかったんじゃないの?」 空「多分みなさんのような普通の戦力ではないんだと思います。私は刀は扱えませんし...」 沖「へぇ、じゃあなにするわけ?」 空「監察...のような事です」 沖「何それ、監察いるんだからあんたいらないじゃん」 空「それは...」 斉「総司、きっと副長には何かしらの考えがあるんだ」
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