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沖「...」
沖田さんがチラッと斉藤さんを見て口を閉ざした
沖「分かったよ、暮六つに壬生寺で。...言っとくけど僕あんたのことまだ認めてないからね」
沖田さんに睨みつけられて思わず目をそらしてしまった
空「...」
沖「あんたは多分間者じゃないけど僕達の味方って証拠もないよね。なんでみんな普通にしてんの?いつ毒もられるか「総司」...何?ハジメ」
斉「副長がなぜ空を入隊させたかは副長しか分からない。ほかの奴らが普通にしているのは空が普通の女中だと思っているからだ」
沖「ハジメまでこいつの味方すんの?」
斉「別に味方というわけではない。ただ、そこまで敵視する必要もないだろう」
沖「...そうだね!じゃあまた後で!」
投げやりに言った沖田さんはギロりと私を睨んで去っていった
斉「...総司はただここを案じてだな」
斉藤さんは少し困ったような顔で私たちを仲介しようとしてくれる
空「ありがとうございます、でも沖田さんのいう通りですから。」
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