第七章 アナタは風邪の子元気がない

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アキちゃん手製の年越し蕎麦を一緒に啜って、適当な話をして、それぞれのベッドに潜った。 寝て起きて、元旦。 アキちゃんはお雑煮をつくって、俺はそれを食べた。 「初詣行く?」 「ここらへん神社あんのか?」 「え、アキちゃん知らないの?」 「年末年始は実家に帰ってたからな」 「そっか、調べてみよう」 インターネットで調べてみたけど、ここは…なんというか…ガチの山だから、なかった。 流石のこの学園にも神社までは収まっていなかったらしい… 結局何処にも出ずに終わった。 年賀状も実家に届いちゃうし、することがなく暇だった。 ……… こうして冬休みは残りの課題をこなして終わった。 アキちゃんとずっと一緒にいたため、アキちゃんとの絆が深まった気がする…… さて、気持ちも新たに新学期、頑張るぞ!
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